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2010年03月24日

マズローとマグレガーのX・Y理論の本質を理解してますか?

マズローとマグレガーのX・Y理論の本質を理解してますか?
Creative Commons Photo by dimnikolov


英単語を良く見てみてください!
このイラストはマズローですよ! 
マズローの欲求段階説を、こんな風にイラストで描くセンスに脱帽了解

マズロー、マグレガーが登場する『企業経営理論』は、診断士の学習の中でも非常に重要な科目の一つですね。

「ミクロ組織論」「組織行動論」「モチベーション理論」「内容理論」あたりの領域で、

マズローの欲求段階説
マグレガーのX理論・Y理論
ハーズバーグの動機づけ=衛生理論
 (二要因論)
アージリスの自己実現人モデル


これら4つの理論(モデル)などを学習することになります。

ちなみに、米国のPMPなる資格試験でも、この領域は必要な領域でした(2000年頃の話なので、今は???です)。

ちなみにPMPは米国防総省がプロジェクトマネジメントに関する知識体系をまとめたものがベースとして発展してきた資格です。日本では、最初はエンジニアリング系の業界で注目されていましたが、その後、IT系業界でブレイクした資格。

ということで、PMPを保有し、診断士1次試験は合格している自分としては、知識としては一応理解してきているつもりでした。

しかし、ばくぜんと、

「どの理論も、そりゃそーだと思うよ。でも、どんな場面で、どんな時に、自分がこの理論を土台として思考したり、意思決定するのだろう?」

という疑問を持っていました。

特に疑問だったのが「X理論の人間はマズローでいう低次の欲求しかもたないのであり、そのためには命令と統制による管理が必要である。命令と統制(X理論)の管理から自己統制(Y理論)へと管理システムを変化させるべきである」といった点です。

ん?

今の世の中に「自己統制」を実現している会社ってあるのかな?

という素朴な疑問です。

資格学習の良い面として、
OK理論や知識体系を広く浅く網羅する機会となる

という点があるものの、逆に欠点として
爆発「合格がひとつの目標」となってしまうことから、なかなか1つ1つの理論や知識について深く探求する時間を割くことができない

ということがあげられます。もちろん時間の使い方は自分次第ではあるのですが・・・ なので、これらの「モチベーション理論」についても原書や関連書を読むところまではせず、「表面的な」「単語レベル」の知識に留まっているといえる段階だと気がつく機会がありました。

スポーツに例えるならゴルフの入門書を読んで「ドライバーやパターといったクラブ毎の機能性」という知識は理解したけど、コースの中での使い方のイメージもなければ、そのスイングも身についてもいないこととでしょうか?

先日から参加している「次世代金融講座」の中で、ハッと気がつかされました。

■常日頃の自分の組織の中で部下やまわりの人に対して、
  「どうやってチームの生産性を上げようか?」
 と考えていませんか?
■「人の生産性はもともと低い」という考えてるからでは?
 だから、「少しでも上げよう」と考えているのでは?
■すなわち、これがX理論。

□そもそも「人の生産性は高い」という前提をおけば?

□「生産性が発揮されていない」としたら、その原因を考えたら?

□経営の仕組み、給与、経営者そのもの・・・そのあたりに原因があるのでは?

□これがY理論。

で、Y理論経営で成功した企業が、仮に、企業売却するとどうなるか?


「現在の資本経済では、おそらく買収した側が効率を追求する経営に転換していくことになり「X理論型経営」になってしまう可能性が高い」


では、どうするのが良いのか?

・・・ (ここから先は、また別のエントリーで)

といったことを「次世代金融講座」では議論しています。

「マズロー、マグレガー、知ってるよ」ってことだけでは、経営の現場では、なんの意味もないですからね。

↓ コチラの本でマズローをしっかり学んでみます!!!



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Posted by ブルさん at 05:30│Comments(0)次世代金融講座
 
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