2010年11月02日
「ノーベル経済学賞は金融危機に責任がある」とタレブ氏叫ぶ!

久しぶりに読書を始めています。
樋口耕太郎氏の次世代金融講座の中でも推奨のNassim Nicholas Taleb氏の「ブラックスワン」。
このタレブ氏、最近のネットニュースでは、ノーベル経済学賞に噛み付いています(笑)
ノーベル経済学賞が投資家の損失や公的資金による救済をもたらす原因となったリスクモデルに正当性を与えてしまったと説明している
まったく、その通り。
むかし西洋では、白鳥と言えば白いものと決まっていた。そのことを疑う者など一人もいなかった。ところがオーストラリア大陸の発見によって、かの地には黒い白鳥がいることがわかった。白鳥は白いという常識は、この新しい発見によって覆ってしまった。
「ブラック・スワン」とは、この逸話に由来する。つまり、ほとんどありえない事象、誰も予想しなかった事象の意味である。タレブによれば、「ブラック・スワン」には三つの特徴がある。一つは予測できないこと。二つ目は非常に強いインパクトをもたらすこと。そして三つ目は、いったん起きてしまうと、いかにもそれらしい説明がなされ、実際よりも偶然には見えなくなったり、最初からわかっていたような気にさせられたりすることだ。
こんな書き出しで、始まっています~
読了後に、感想を報告します(^ω^)
Posted by ブルさん at 07:04│Comments(0)
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