2010年10月14日
3年で消えたコンサルタントはどこへ行ったか?【企業診断10月】

Creative Commons Photo by jenny downing
先月号は3年後も診断士と活躍されていた、「消えなかったコンサルタントさん」でしたが、今月号では正真正銘「3年で消えたコンサルタントさん」がとりあげられていました。
独立診断士を3年間をやったのち、保険業界(おそらく企業)へ転身されている方の物語。
さて、診断士をやめた理由は?
・公的機関や同業者からの「下請け」的仕事が多い
・コンサルタントではなく「相談」程度の仕事が多い
・独立診断仕士のコンサル手法で本当に顧客企業の問題解決ができるのか疑問
といった内部要因に加えて、
・そもそも、根本的な問題解決を必要としている中小企業には「お金がない」
・公的な無料診断くらいのことで企業を救えるとは思えない
といったものです。
さして、キツイ一言。
「公認会計士や、SE、MBA保持者など、その道のプロとして心から尊敬できる方にはたくさん出会いましたが、診断士で一緒に仕事をしていて、”こいつ、すごいなぁ!”と思える方は一人もいなかった。真の実力をもった診断士を育てる制度が必要だと思います。」
などなど、ズバズバと、なかなか厳しい点をえぐるインタビューとなっていました。
すべて逆説的とらえるお話かと思います。
なんとなく美辞麗句がならんでいる「資格取得を褒め称える文章」より、よっぽどリアルで考えさせられました。
ある意味、燃えました!
がんばろ!
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Posted by ブルさん at 06:46│Comments(0)
│読書