2009年11月30日
公務員給料は世界の非常識

Creative Commons Photo by purpleslog
さて、引き続き、「公務員大崩落~奴隷化する公務員」の最終回シリーズ(その2)です

タイトルを見て、このエントリーにいらっしゃった方の多くは、「やっぱり日本の公務員は給料もらいすぎなんだよー」という展開を予想されていると思いますが・・・
この本の中で初めて知りましたが、
日本の公務員の給料は安い
という論点が展開されていました。

アメリカ 1,394万円
イギリス 1,618万円
ドイツ 1,120万円
フランス 775万円
に対して
日本 622万円
ということのようです。
フランスとはトントンとしても、アメリカ等と比べると半分ですね。
もちろん、この高額な年金は「局長級」ということですが、課長級、係長級においても同様な傾向はみられました。
公務員という制度自体、各国で異なるために金額だけを比較して日本の公務員の給料・年金が安いから問題だ!という議論にはならないと思います。
しかし、「公務員」は、「政治」を実現するための「行政という役割」をもった人たちです。
現在の日本の「民間の給与を考慮するという人事院勧告の手法」が、本当に正しいのかどうか?
今後の2大政党制、社会のグローバル化の中で、再点検が必要かもしれませんね

元ネタが気になる方は、「主要国国家公務員の定年制、年金制、退職給付額比較」でググってみてください。以下のリンク先に資料があります。
(リンクを貼っていいのかどうか不明なので、画像にもリンクは貼っていません


公務員大崩落~奴隷化する公務員part2~
公務員大崩落~奴隷化する公務員~
Posted by ブルさん at 05:18│Comments(1)
│BUZZ
この記事へのコメント
安く「見える」んです。
退職後、非常識な手厚い保護がなされます。
数字にだまされちゃいけません。
退職後、非常識な手厚い保護がなされます。
数字にだまされちゃいけません。
Posted by 没診断士 at 2009年11月30日 23:25