赤いクリップ1つで家を手に入れた男の物語~次世代金融講座より
昨日は、
『次世代金融講座』の第三回目へ行ってきました。本日のテーマは、
「企業金融・マネー経済・お金の本質」 誰も知らない、お金の話
でした。今日の導入のエピソードは「one red clip」のお話・・・赤いクリップから物々交換を始めて遂に家をゲットした驚愕のカナダ人、カイル・マクドナルドさんのお話でした。『奇跡体験アンビリーバボー』などでも取り上げられていたので知っている方も多いかもという話でしたが、私の初めて聞きました。
詳しいストーリーは、発売されている書籍(↓)や、
カイルさんの日本語ブログがあるので、そちらを見てくださいね。
端的に記すと、
最初にカイルさんが「差し出した」どこにでもある赤いクリップ。
最初の交換で手に入れた、魚の形のボールペン(?)
一年かけて、
14回の物々交換で、
最後にたどり着いた「お家」
日本には「わらしべ長者」という童話もありますが、まさに、それを地で行ったような物語です。もちろん現代風に、「ブログ≒ネット」がもたらす反響の大きさなどが果たした役割も大きかったとは思います。
今日の「次世代金融講座」の中で、この話を題材に、
最初にカイル君がクリップを「お金」にしていたら?
たぶん、5セントとかにしかならず、「家」にはたどりつかなかったであろう。
なぜ、物々交換は、家までたどり着くことができたのだろうか?
(もちろん、「幸運が重なった」「ネットの使い方がうまかった」などなどの副次的な面はあるものの、それは除いて)
お金に替えること≒現代の「貨幣経済」は、本当に意味があるのだろうか?
それより、「物々交換の社会」に、今、我々の社会が失っている「大事なメカニズム」があるのではないだろうか?
「お金」に変えた瞬間に「税金」だの「利息」だの「金融機関の手数料」だの、膨大な「コスト」が発生してしまって「社会全体の付加価値が下がっているのでは?」
貨幣経済によって実社会では「パレートの法則」以上に「富の集中≒格差社会」が起きているのでは?
というように展開していくものでした。
<まとめの続き>は、まだ次回にでも。。。
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