資生堂に見る「新商品開発戦略」の問題

ブルさん

2011年09月27日 06:00



9/2の日経MJで興味深い記事がありました。

記事によると、「あまりにも多くの新商品開発戦略が成長の負担になっており、『新製品を半減する!』という戦略への転換」ということだそうです。

乱暴に言えばアンゾフの成長ベクトルでいうところの「新商品開発戦略」の戦略の修正というような内容でした。

資生堂では「新商品投入が多すぎること」が原因で、

・ヒト、モノ、カネの浪費
・不良在庫のリスク
・新製品に依存する体質(≠既存製品を大事にしない)

という問題が生じていたそうです。

そして、新製品開発を減らすことで

・接客力の強化
・既存製品の魅力を高める工夫
 (新商品に頼らない文化の醸成)

を目指していくそうです。

しかも、この大きな戦略転換を社長就任の1年目から手を打っていったという末川社長。

勉強になりました。

しかし、2次試験の回答には使わないほうがいい知識かもしれません、セオリーとが異なるので


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