#TEDxRyukyu 完全に予想を裏切られました!

ブルさん

2010年02月21日 21:07



日本では3回目、沖縄ではもちろん初めてとなる"TEDxRyukyu 2010"に行ってきました

なんでも、「とある会社では20名が申し込みをしたけど、4名しか抽選であたらなかった(当選倍率5倍)!」という噂もあるほど、一部では注目を集めていたようです・・・が、まだまだ、日本では「TEDって何ソレ?」という認知度ではないでしょうか?

TEDとは、アメリカのカリフォルニア州モントレーで1984年から開催されている、とても有名なカンファレンスです。Technology、Entertainment、Designの頭文字をとってTED。でも、T、E、Dは分野を超えてつながっているとの考えもと、現在はT、E、Dの三分野に収まらず、あらゆる分野における世界最先端のアイディアを発表し合うカンファレンスとなっています。

TEDのスゴイところは、U2のボノ、クリントン元大統領、アル・ゴア元副大統領、リチャード・ブランソンなど、様々な分野の著名、無名問わず世界中の価値あるアイディアを持つ人々がプレゼンを行うことです。

「楽天家のためのダボス会議」とも称されていたりします。


そして、TEDx というのは、TEDの趣旨を組みながら、各国(地域)独自の運営で開催される派生イベントと位置づけられています。正式には『TEDTalksビデオと、スピーカーによるライブトークを組み合わせた構成をとりながら、少人数で有意義なディスカッションを行いつつ参加者同士のつながりを広げていくことを目指しています』と、定義されているようです。

今回のTEDxRyukyuは、沖縄県立中部病院医療情報科部長である久島 昌弘氏の強烈な意思・・・「どうしても、沖縄でTEDxをやりたい、ヤリタイ、やりたい」・・のもと、多くのオーガナイザーやスポンサーの協力を得て、沖縄での開催に至ったとのことです。と、司会のデビッド・シェーン氏の説明にありました。

というTEDxですが、個人的には、今風に例えるなら「ツイッター的なイベント」だなぁと感じました。

通常のイベントやカンファレンスは、「観光」、「ゲーム」、「IT」、「環境」など、「○○」というひとつの分野に関する関係者が集い、そのテーマによる領域の大小はあるもの「あるコンセプト」で全体が構成されていたりします。

今回のTEDxにも、もちろん「CHANGE」という「コンセプト」はあるものの、『その範囲は無限大』であり、「何が語られるのかか? 聞いてみるまでわからない」という雰囲気がありました。

ツイッターの魅力のひとつに、自分が面白そうだと思ってフォローした人がつぶやく想定外のコトに、好奇心を刺激されることがあります。自分の趣味・趣向だけでは出くわすことがなかったコト、情報、人へたどりつけたりもします。

そんなニュアンスがTEDxというイベントにはありました。

さてTEDxRyukyuの話です。

タイトルにも書いたように「完全に予想を裏切られました」。

本場のTEDやTEDxTokyoのイメージから、「有名外国人のプレゼンがあたりまえ」という「先入観」を持っていたので、最初、TEDxRyukyuの沖縄関係者がほとんどのプレゼンターのリストを見たときには、正直な話、期待感は小さいものとなっていました。

ところがどっこい、「自分の無知」と、「身の程知らずさ加減」を開始数分で反省することとなりました。大きく予想を裏切られる、素晴らしいプレゼンターやオーガナイザーの皆さんを通して、『普段接することの少ない、幅広い分野のユニークなアイデアのプレゼンテーションを視聴し、またそれらについて会話する場を得ることで、さまざまなインスピレーションや気づき、参加者同士のコラボレーションの可能性が生まれます』というTEDxの世界へどっぷりと引き込まれていきました。

アルファブロガーで有名な徳力基彦さんのTEDxTokyoに関するブログには、こう書かれていました。

TEDxTokyoが東京開催なのに、ホームである日本人のプレゼンが4人しかなくって、ちょっぴり悔しかったりしたのもあるので、次回の TEDxTokyoが開催されるまでに、もっと日本でのTEDの認知度を上げて日本人の参加者を増やそうと密かに思う今日この頃です


そうなんですよね、地域独自性を活かせるTEDxだからこそ、今回のTEDxRyukyuのプレゼンターの皆さんが沖縄に関係する人である意味があるんですよね!

すごく「良い刺激」「貴重な経験」となったので、一度のエントリーでは書き切れない(読んでもらえない?)ので、これから、時折、シリーズでエントリーしていきます。

今回はプロローグ編としてここまでのエントリーとしておきます。

次は、中身の話を書きます!

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