ヘンタイかな?
Creative Commons Photo by yoppy
再び、蛇蔵&海野凪子さんのコミックエッセイ「日本人の知らない日本語」からのエントリーです。
イメージカットはいまどき風のかわいい
マリオ花札です。そういえば、ファミコンを発売する前の任天堂って「花札の会社」だったことを今思い出しました。「任天堂伝統の象徴の花札」と「任天堂中興の象徴のマリオ」のコラボなんて、思いついた人はスゴイ!
で、話はタイトルへ軌道修正します。
花札の中に、どう見ても
「あのよろし」としか読めない札があるのをご存知でしょうか?(適切なイラストとか写真を示せないのが残念ではあるのですが)
子ども心に
「どういう意味なんだろう?」という思いを持ったことを記憶しています。
その
30数年来の謎が、この本で氷解しました!・・・大げさだなぁ(~o~)
ヘンタイかな?
いえ、
変体仮名
というものだったんですね。こんなの学校で習ったのでしょうか? そこそこ、できの良い小中学生を送った私ではありますが、全く記憶にありませんでした。
詳しくは
、wikipediaの「変体仮名」をごらんいただくとして、「あのよろし」と思っていた文字は、
「あかよろし」
意味は「明らかによろしい」
ということでした。
「の」の上に「~」みたいな記号がのっかっている文字が昔の「変体仮名」のひとつで、「か」のバリエーションのひとつだったんですね。
その他にも老舗の「うなぎやさん」や「料亭」の看板などで読めない「記号≒変体仮名」が今も多く残っていることを知ることができました。
まさに、「日本人の知らない日本語」を40歳を超えて知ることが出来ました
↓よかったら、クリックお願いします!
にほんブログ村
↓よかったら、クリックお願いします!
関連記事